少なくなった白色申告のメリット

個人事業主は利益が上がっていても、そうでなくても確定申告をする必要がありますが、白色申告の場合は特に税務署に開業したことを申請する必要はありません。平成25年までは前年分の所得が300万円を超えなければ記帳と帳簿書類の保管は義務付けられておらず、手軽に申告ができるというメリットがありました。

ところが平成26年1月からは所得が300万円未満でも記帳と帳簿書類の保管が義務付けられるようになり、白色申告ならではのメリットもほとんどなくなっています。

白色申告は青色申告のような特別控除を受ける事はできませんので、節税対策としても青色申告に切り替えることを考えていきたいところです。

青色申告に切り替える場合は管轄する税務署に青色申告承認申請書を提出する必要があります。

青色申告のメリットを知る

青色申告は難しい、面倒というイメージもありますが、複式簿記でなくても簡易簿記の記帳でも10万円の特別控除を受けることができます。

さらに家族に経理に専念してもらえる人があれば専従者給与を経費にすることができますので、こちらも節税に役立ちます。

より多くの節税効果を得るのであれば、やはり複式簿記の記帳で65万円の特別控除を受けることがおすすめです。赤字を3年間繰り越すこともできますし、減価償却資産を300万円まで一括で処理することもできます。

記帳は難しいイメージもありますが、青色申告専用のソフトもありますので、こちらを活用すればより手軽に記帳が行えます。

記帳でわからないことがある場合は税理士のサポートを受けてみることもおすすめです。無料の記帳指導が受けられる場合もありますので上手に活用していきましょう。

白色申告は確定申告の一種です。青色申告に比べ帳簿をつけるのが容易ですが、青色申告で受けられる青色申告特別控除などの特典が受けられません。